<クラッコカフェで朝食>ガレリア内のミシェラン星付きで朝カフェ 

カフェ

オシャレな朝カフェシリーズをお届けしてまいります♡

朝カフェシリーズでは、おいしいカプチーノとクロワッサンが美味しくて、
お店の雰囲気が良く、ゆったり一息つけるところ。女子トークにも商談にも使えるところなど、、、
おすすめの場所をピックアップしてお伝えしようと思います。

イタリア式モーニングはカプチーノとブリオッシュ

イタリアの典型的な朝食といえば、Cappuccino e Brioche カプチーノとクロワッサンのみ!
コンチネンタルブレックファストみたいな豪華と正反対であっさりと言いますか、しょぼいです。笑

なぜか、イタリアではクロワッサンのことをフランス語のブリオッシュの単語を使います。
フランスではクロワッサンとブリオッシュの違いがあるんですが、イタリアでブリオッシュといえば
日本でわたしたちが認識しているクロワッサンのことなんですよ。
ところ変われば同じフランス語の言葉なのに、、、。わかりにくいです。笑

Cracco クラッコレストラン&カフェ オープン

クラッコは 1星ミシェラン2021 ミラノガイド でもご紹介したレストランですが、
1階部分がCafe&Bistrotになっておりまして、2階部分がレストランになってます。

ミラノの中心にあるドゥオーモ(大聖堂)と同じくらいミラノの観光名所になっている
エマヌエーレ・ヴィットーリオII世ガレリアの中ですから、混みます。今はコロナ対策で人数制限があるためお店の外で列になって待たされる時もありますが、店内に入ってしまえばゆったりスペースなので安心して楽しめます。

エマヌエーレ・ヴィットーリオII世・ガレリア

Vittorio Emanuele II ガレリア

プラダやルイヴィトン、グッチ、アルマーニ、シャネル(コスメ)、YSL(バック)TOD’s、Borsarini(帽子)などのトップブランドが連なり、5星ホテルや高級老舗レストランSaviniサヴィーニがあります。

通称ガレリアは産業革命時代の1877年頃に建てられました。ガレリアの建物はその当時の建築の最先端でネオルネッサンス建築もしくはルネッサンス・リバイバル建築と言われます。

ルネッサンス建築と産業革命の技術発展で造れる新しい建築を織り混ぜた様式で、十字の通路は大理石やモザイクの装飾が施され、アーケードの天井は当時の最先端の技術でガラスを駆使し、なんとも美しいガレリアです。

クラッコCafèから優雅な1日のスタートを

クラッコができるまでここの場所はベンツのショールームだったんです。
ベンツの車がショーウィンドウに飾られていて、あとはベンツのグッツが販売されていました。 その時のショールームはシンプルな空間で車が目立つようにされていました。

クラッコ店内に入ると、雰囲気は落ち着いていて、移転前のモダンなレストランとはまるで違います。雰囲気はガレリアが建設された当初のままであるかのよう。

壁やカウンターも床のモザイクタイルもガレリア建築物に合うように落ち着いた雰囲気。

1階のカフェは30席ほど用意されていて、半個室のような席がカウンター奥に。 イタリアのカフェらしく、ここでもカウンターでコーヒーが立ち飲みできます。(イタリア流で、立ち飲みとテーブルで座って飲むとお値段が変わります。)

イタリア人は朝ごはんを外でする場合は、カウンターで注文して、立ったままカプチーノとクロワッサンをさっさと食べて立ち去るスタイルも定着しているので、テーブル席でゆっくり過ごす派とカウンター派に別れます。

クラッコカフェのメニューは?

クラッコカフェのメニュー 

冒頭でも書きましたが、イタリアでクロワッサンのことは同じくフランス語のブリオッシュの単語を使います。

ただ、クラッコのメニューを見るとクロッワッサン/ヴィエノワズリー(ウィーン風パン)と書かれてます。イタリア語も英語表記でもフランス語で記載されていました。笑  ヴィエノワズリーも世界共通語的に使われてます。w

パンにはバターが練りこまれ、ジャムやクリームが入っていて、分類的にはデザートでもパンでもないからこの括りなんでしょうね。

イタリアレストランでこんなにたくさんのフランス語表記も珍しいですが、ミシェラン1星はフランスグルメも意識しているんでしょうか。

メニュー表

それとも朝カフェの定番用語になっているのかな? わかりません!汗

朝の王道 Cappuccino カプチーノ

アーモンドミルクのカプチーノとブリオッシュ

最近の傾向ですが、昔はカプチーノといえば定番の”牛乳”しか取り扱っていなくて、豆乳を扱っているバールはほとんどありませんでした。ヴィーガンも増えているからか、ソイラテを頼んでもちゃんと対応してくれるので嬉しい限りです。

ここクラッコでもソイラテの他にもアーモンドラテやライスラテも取り扱ってました。
普段はソイラテ大好きですが、家ではアーモンドラテは飲まないのであえてそちらのカプチーノを注文。

上品でクリーミーなカプチーノ。これこれ♪これが飲みたかった〜!

Brioche クロワッサン

ここのクロワッサンやデザートはオープンして瞬く間に評価が高く、メディアの取材にパティシエのマルコ・ペドロン氏もクラッコ氏と一緒に引っ張りだこです。

確かに外はサクサク、中はふっくら。クロワッサンの中に、ジャムやカスタードクリーム、チョコレートクリーム、ピスタチオクリームなどたくさんの種類が豊富に揃っています!

クロワッサンの種類も豊富今回わたしがチョイスしたのは、中央にベリーのムースとチョコレートがトッピングされたブリオッシュ。 ここまでこだわったブリオッシュがあるなんて、さすがクラッコです♡

お味は?というと、生地はバターの香りがしっかりしていてなんだかフランスのクロワッサンみたい。イタリアでこのレベルのバターの香りが感じられるクロワッサンは非常に珍しいです。
ベリーの酸味もマイルドに仕上がって、トッピングのチョコとのハーモニーもバッチリw

余談ですが、イタリアで普通にバールで食べるクロワッサンもおいしいですよ。でも、あのフランスバターの風味は控えめです。どちらかというとクロワッサンの中にいろんな種類のジャムが入っていてジャムと生地を楽しむ感覚があります。

もし良かったら一度、フランスとイタリアのクロワッサンの食べ比べしてみるのも楽しいかもです♪

サービス

正直に言わせてください。丁寧な接客で好きでした♡

移転前のレストランで何度かディナーをする機会をいただいたことがあるのですが、有名シェフですし、周りもアラブ系の大金持ちやセレブが食事に来ているのもわかります。でもなんかサービスが上から目線な感じがすごくして嫌味な雰囲気がどことなくある記憶が今でも残ってました。

今回はその雰囲気が全くなくなってて嬉しくなりました。笑  挨拶も常にしてくれますし、礼儀正しい対応をしてくれたので本当に気分が良く過ごすことができました。

気になるお値段は?

今回は席に座ったので、カプチーノ5ユーロ。そしてブリオッシュが2ユーロでした。
カウンターで飲んでいたらカプチーノは2ユーロ。ブリオッシュはお持ち帰りもでも、座ってもカウンターでも2ユーロで統一されていました。 この立地でこの価格はかなり良心的ですよね!

エレガントな店内に、レベルの高いブリオッシュ、そして美味しいカプチーノ。
さらにミラノのガレリアがテラスの窓ごしから見えるので気分も上がります。

雰囲気、立地全てが満足のカフェでございました!
ちなみにデザートもどれも美味しそうじゃございませんか〜。

クラッコ デザートケース

午後のアフタヌーンやアペリティブも素敵だと思うのでミラノで一息休憩に利用されてみてはいかがでしょうか。

P Cを広げて仕事をするという雰囲気ではないですが、スマホをいじったり、同行者とおしゃべりしたり、ゆっくりできる場所です。

・・・・・・

クラッコカフェいかがでしたか?

実は私は10年以上も前になりますが、日本のとある雑誌のお仕事でクラッコ氏に直々にインタビューをさせていただいたことがあります。

その当時はまだクラッコーペックという名前のレストランで、オープンして3年目くらいだったかと思います。クラッコさんは本当に紳士に対応してくださって素敵なジェントルマン。良い印象しかありません。笑

レストランは敷居も高く、ディナーはコースとドリンクを頼めばすぐ3、4万円は超えるので 気軽には行けない場所です。これがカフェやビストロだと気軽に立ち寄れて、ミシェラン星の気分も味わえて◎

迷わず朝カフェにおすすめのクラッコでした✨

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この度も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんのミラノステイが素敵なものになりますように。少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです。

Midorissima

Midorissima

はじめまして! Midorissimaミドリッシマ と申します。 スプレムータ イタリーへお越しいただきありがとうございます。 長崎生まれ。海外移住歴23年。 これまで大好きな街イタリア・ミラノを拠点に世界的なイベントにおいて、企業、アーティストおよびクリエイターの様々なプロジェクトに携わっています。 夫はトスカーナ 出身のイタリア人です。 イタリアに出張や観光にいらっしゃる方へ、便利で役に立てる情報をご紹介できるようなブログを目指しています♡

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